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2004年09月30日

ルクー;VnソナタのFl版

マルク・グローウェルズ(Fl) シュテファン・ド・メイ(P)
フランク;Vnソナタ(Fl編) & ルクー;Vnソナタ(Fl編)(SYRINX)
先日、グローウェルズの公式Webpageを覗くと、ルクーのVnソナタのフルート版(!!)をリリースしたというので仰天した。
ライナーノートによると、フランクのソナタがチェロやフルートで演奏されるなら、フランクと作曲様式が似ているルクーも…とグローウェルズが思いつき、自身で編曲したものという。もちろん世界初録音。
通常の通販サイトでは見あたらないので、専門店Flute Worldを探してみると、ちゃんと出てきたのでオーダー、2週間ほどで届いたもの。
グローウェルズはピアソラ;タンゴの歴史の委嘱・初演者として音楽史に名を残すことが決定的になっていた人だが、この編曲もフルート演奏の歴史に残る…ことを希望しておこう。
2003年8月、ベルギーのスタジオで録音された。
これも代理店がついて輸入されるようで、HMVはじめ各社のリリース情報に掲載されている。

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ブーランジェ;夜想曲の新録音

ドン・ベイリー(Fl) ドナルド・サルツェン(P)
「捧げ物」(GENUIN)
上記グローウェルズ盤をオーダーするついでにFlute Worldを検索してみると、リリー・ブーランジェ;夜想曲を収録しているCDを見つけた。もちろんこれもオーダーせざるべからず。
アルバム・タイトルは、「この録音を、20世紀の作曲家と演奏家による長い友情と、そこから生み出された偉大な室内楽への捧げ物としたい」という、ブックレット所載のFl奏者のコメントに由来する。
収録曲は、ブーランジェ作品のほか、
ギーゼキング;Flソナチネ(1935年)
マルティヌー;Flソナタ第1番(1945年)
プーランク;Flソナタ(1957年)
ムチンスキー;Flソナタ(1961年)
等。
ベイリーはミシシッピ州出身、アメリカを中心に活躍している人のようだ。
2003年9月、ドイツ・ビーレフェルトでの録音。

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「ル・グラン・タンゴ」

カルロス・プリエト(Vc) エディソン・クィンタナ(P)
ピアソラ;「ル・グラン・タンゴ」 ほか(URTEXT)
eBayになかなか魅力的なCDが出品されていた。
標記ピアソラ作品に、ヒナステラ;トリステヴィラ・ロボス;「バッキアーナス・ブラジレイラス」第5番よりアリアとくれば、落札せざるべからず。
その他にピアソラ作品3曲と、イバーラ;Vcソナタ(1946年生)などメキシコの作曲家の作品3曲を収める。
プリエトはメキシコ・シティ生れ、ジュネーヴでフルニエに、ニューヨークでレナード・ローズに学んだ。
バッハ;無伴奏の録音もあるが、スペインや南北アメリカの同時代音楽を熱心に紹介し、「ル・グラン・タンゴ」の世界初録音も、被献呈者ロストロポーヴィッチに先駆けて、彼が行ったという(当盤とは別録音)。
1996年7~9月、ニューヨークでの録音。

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2004年09月29日

ユベール・スダーンのブルックナー;第9

ユベール・スダーン(指揮) ザルツブルク・モーツァルテウム管
ブルックナー;交響曲第9番(自主製作)
東京響音楽監督就任の報が伝えられて以来急速に日本での評価が高まっているスダーン。
先だってモーツァルテウム管のWebpageを覗いていたら、彼のブルックナー録音を見つけた。
どうやら自主製作らしく、購入はオーケストラまで問い合わせをとあるので、早速メールしてみた。
最初の返事は「10月30日に川崎のホールで演奏会があるから、手渡してあげる」などという、たぶん親切なのだろうけれども、困った内容だった(苦笑)。
それから1か月以上かかったが、ようやく届いたもの。
2002年5月2日、フェストシュピールハウス大ホールでのライヴ録音。
請求書等は封入されていなかったので、支払い方法はメールで問い合わせ中。

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ドミトリエフの「悲愴」

アレクサンドル・ドミトリエフ(指揮) サンクト・ペテルブルク響
チャイコフスキー;交響曲第6番「悲愴」 ほか(Sony Classical)
「サンクト・ペテルブルク第2のオーケストラ」を率いるドミトリエフだが、ムラヴィンスキー時代はいざ知らず、現在では演奏内容は第1かもしれない。
彼を最初に聴いたのはスタヴァンゲル響とのドビュッシー・ラヴェル管弦楽曲集(VICTORIA)だったが、透明感というか何とも言えぬ浮遊感があり感心した。
以来見かけるたびに買い求めているが、某オークションに未架蔵の「悲愴」が出品されたので落札したもの。
幻想序曲「ロメオとジュリエット」をフィルアップしている。
1993年6月、サンクト・ペテルブルクでの録音。

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スヴェトラーノフの「軍隊ポロネーズ」

エフゲニー・スヴェトラーノフ(指揮) ソヴィエト国立響
グラズノフ;管弦楽曲集(BMG)
グラズノフによるショパン;軍隊ポロネーズの管弦楽編曲は、愛惜佳曲書にも掲げた大好きな小品。
ずっと古いカーメン・ドラゴン盤を愛聴しているのだが、もっと良い演奏・良い録音はないかと捜し続けてきた。
滅多に録音されないものと思っていたが、迂闊なことに「御大」スヴェトラーノフ盤の存在を知らず、買い損ねていた。
つい数か月前にようやく気がついたのだが、既にこの2枚組CDやMELODYA盤CDとも廃盤。某オークションeBayで見かけるたびに入札したものの、スヴェトラーノフものは高騰しやすく入手できなかった。
ようやく数回目にして落札に成功したもの(あまり高くならなかった)。
軍隊ポロネーズを含む組曲「ショピニアーナ」のほか、「お嬢様女中」「バレエの情景」個性的な組曲凱旋行進曲を収録。
1989~90年にモスクワで録音された。
 
演奏はさすがにスヴェトラーノフ、重量感のある管弦楽が分厚く咆哮する、素晴らしい出来。
ついに「軍隊ポロネーズ」の決定盤を得た感あり。

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2004年09月28日

グローヴズの「パリ」「プラハ」

チャールズ・グローヴズ(指揮) イングリッシュ・シンフォニア
モーツァルト;交響曲第31・38番(IMP)
エルガー;弦楽セレナードの暖かい響きに感動して以来、好きな指揮者として数えているグローヴズ。
遺された録音は少なくないが、比較的地味な曲目が多い(そこが彼らしいのかもしれぬが)。
イングリッシュ・シンフォニアを指揮したモーツァルトも、ディスコグラフィのページによれば第25・27・28・29・31・32・33・34・38番の9曲のみ。
これまで中古盤やBerkshire Record Outletで3枚を入手、最後に残った「パリ」「プラハ」を、eBayで見つけたので落札したもの。
1987年10月にEMIアビーロード・スタジオで録音、プロデューサーはジョン・ボイデン。

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ハイドシェックの「皇帝」

エリック・ハイドシェック(P) ジャン・ジャック・ウェルナー(指揮) レオン・バージン管
ベートーヴェン;P協第5番「皇帝」・Pソナタ第5番(INTEGRAL CLASSIC)
9月15日の項に書いたハイドシェックの新譜。
日本では人気のあるピアニストなので、いずれ輸入されるかもしれないが、それまでとても待ちきれず、alapage.comにオーダーしたもの。
オーケストラはパリ郊外、ヴァル・ド・マルヌ県のFresnesに本拠を置く団体で、1981年にウェルナー(写真で見る限りかなりの年配)が「ヴァル・ド・マルヌ青少年フィル」として創設し、1994年に現在の名前に改めた。
レオン・バージンはステレオ初期にEMIに録音を残している指揮者で、当盤の記載によればトスカニーニの弟子で小澤征爾やズビン・メータを教えたとのこと。
2004年2月8日にFresnes国立音楽学校(Ecole Nationale de Musique de Fresnes)でライヴ録音された。
最初の名称、あるいは録音場所から想像を逞しくすれば、オーケストラはもしかしたら学生オーケストラか、それに近い性格のものなのかもしれない。かなり怪しげな響きが聴こえている。
やはり代理店がついて輸入されるようで、HMVはじめ各社のリリース情報に掲載されている。

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シュザンヌ・ラモンのショパン

シュザンヌ・ラモン(Vc) エルベール・ドゥ・プレシ(P)
ショパン;Vcソナタ & シューマン;幻想小曲集 ほか(ARKES)
カトリーヌ・コラールと共演したブラームスや、バッハ;無伴奏Vc組曲で注目するチェリストの一人になったラモンの新録音が出た。
たしか日本には入ってこないレーベルなので(たぶん彼女のプライヴェート・レーベル)、ずっと気に懸かっていたところ、上記ハイドシェック盤と一緒にalapage.comにオーダーしたもの。
ショパン;序奏と華麗なポロネーズをフィルアップ。
2004年1月、パリで録音された。

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ストゥルエフというチェリスト

ボリスラフ・ストゥルエフ(Vc) セルゲイ・エローヒン(P)
ラフマニノフ;Vcソナタ & ショスタコーヴィッチ;Vcソナタ ほか(LYRINX)
上記ラモン盤同様、気に懸かっていたCDをalapage.comにオーダーしたもの。
ラフマニノフとショスタコーヴィッチのカプリングとあらば、どうしても聴きたくなる。
ラフマニノフ;ヴォカリーズショスタコーヴィッチ;「黄金時代」よりポルカをフィルアップ。
2003年1月にマルセイユで録音されたもので、SACDハイブリッド盤。
ストゥルエフは1976年モスクワ生れ(現在はニューヨーク在住)、1992年にモスクワで開かれた「全ロシア・若い音楽家のためのコンクール」で第1位となり、翌年にはワシントンのケネディ・センターでアメリカ・デビュー(アイザック・スターンやバイロン・ジャニスに招かれたとのこと)。その後、欧米の一流オーケストラと共演を重ねているという。
なお、公式Webpageがある。

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2004年09月27日

シューマン;Vnソナタ全集新盤

オルフェオ・デュオ
シューマン;Vnソナタ第1~3番(UNACORDA)
シューマンの第2ソナタ、特に第3楽章のセンチメンタルな旋律は、斉諧生偏愛の音楽。
比較的録音の少ない曲なので、見かければ入手するよう努めているのだが、未架蔵盤が某オークションに出品されていたので落札。
オルフェオ・デュオは、ヴィタ・ウォレス(Vn)とイシュマエル・ウォレス(P)の姉弟からなる。以前、ブルーノ・ワルター;Vnソナタを録音していた。
古楽器による演奏ということで(Vnは1765年フィレンツェ製、フォルテピアノは1846年ウィーン製J.B.シュトライヒャーとのこと)、どういった響きになっているのか、楽しみである。
録音データが明記されていないが、2002年頃の発売か。
実際に聴いてみると、もう一つ冴えない演奏だったので残念。

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レイボヴィッツのロッシーニ序曲集

ルネ・レイボヴィッツ(指揮) コンセール・パドルー管
ロッシーニ;序曲集(米URANIA、LP)
レイボヴィッツの未架蔵盤がeBayに出品されていたので落札したもの。
「アルジェのイタリア女」「セミラーミデ」「どろぼうカササギ」「ウィリアム・テル」の4曲が収められている。
このうち「セミラーミデ」のみCDを架蔵しているが、他は初めて聴く音源なので、非常に嬉しい。
ただし、レコード番号(USD1014)が初発時のものなのか、いつ頃プレスされた盤なのか、もう一つはっきりしない。

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2004年09月24日

マッケラスのバルトーク

チャールズ・マッケラス(指揮) スコットランド室内管
バルトーク;弦楽器・打楽器とチェレスタのための音楽 & ディヴェルティメント ほか(LINN)
この作曲家の作品中もっとも聴きたい2曲のカプリングゆえ、店頭に並ぶのを待ちきれずレーベルの公式Webpageからオンラインで注文したもの。
オーストラリア出身ながらプラハで学んだマッケラスが、ヤナーチェクマルティヌーなどチェコ(ないしスロヴァキア)系楽曲を得意にしていることは有名だが、バルトーク録音はあまり多くなかったと思う。
1925年生れというから彼ももうすぐ80歳、どんなバルトークか、楽しみである。
コダーイ;ガランタ舞曲をフィルアップ。
2004年2・3月エディンバラでの録音、SACDハイブリッド盤となっている。

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漆原朝子の20世紀作品

漆原朝子(Vn) 韓伽耶*(P)
「ヴァイオリン+ピアノ音楽の20世紀」(fontec)
漆原姉妹の妹・朝子も、姉と同様(あるいはもしかしたら姉以上に)、実力のあるVn奏者。彼女の未架蔵盤が某オークションに格安で出品されていたので落札したもの。
表題どおり20世紀のヴァイオリン音楽を代表する硬派な曲が並んでおり、どう聴かせてくれるか楽しみである。
収録曲は(作曲年代順)
ウェーベルン;4つの小品 op.7(1910)
シェーンベルク;幻想曲(1949)
尹伊桑;ガーサ(歌詞)(1963)
武満徹;悲歌(1966)
ホリガー;無言歌 第2巻(1985-94)
細川俊夫;ヴァーティカル・タイム・スタディ III(1994)
というもの。
1997年12月、彩の国さいたま芸術劇場での録音。
(*ピアニストの名前の最後の文字はJIS外、本来は人偏が付く。)

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2004年09月22日

名匠ギブソンのウォルトン

アレクサンダー・ギブソン(指揮) スコットランド・ナショナル管
ウォルトン;交響曲第1番(CHANDOS)
スコットランドの名匠ギブソンの未架蔵盤が某オークションに出品されていた。
けっこう録音の多い人で(伴奏盤がまた多い!)、なかなかすぐに全部を蒐集するわけにもいかないが、この盤はあまり見かけないので落札することにした。
1983年9月、グラスゴーでの録音。
1曲だけで収録時間43分強というところが初期のCDらしく、またレーベル面のデザインも現在のCHANDOSとは異なっている(プレスをポリグラムに委託していた頃だ)。

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マリナーのレスピーギ

ネヴィル・マリナー(指揮) ASMF
レスピーギ;組曲「古代舞曲とアリア」第3番 ほか(Philips)
斉諧生は、クラシックを聴き始めて間もない頃から弦楽合奏曲というジャンルに淫してきたが、その嗜好を決定づけた作品の一つが標記の組曲、特に第3曲「シチリアーノ」。
当時(二十数年前)、NHK-FMのクラシック・ライヴ番組の後テーマに用いられており、よく耳にしたものだ。
イ・ムジチの旧録音を手始めにあれこれ聴き集めてきたが、買いそびれていた当盤が、某オークションに安く出品されていたので落札したもの。
「鳥」「風変わりな店」をカプリング。
1986年10月・87年1月にロンドンで録音されている。

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吹奏楽のための「ぐるりよざ」

海上自衛隊佐世保音楽隊
伊藤康英;吹奏楽のための交響詩「ぐるりよざ」 ほか(CROWN)
クラシック関係のメールマガジンをいくつか読んでいる中に、「爆音!クラシック突撃隊♪」がある。
その第何号だったか、標記の曲の管弦楽版が演奏されたコンサートの感想が掲載されていた。
冒頭から驚きの表現が、演奏者のうち半分ちょいが男性なんですが、彼らがトロンボーンと合わせてグレゴリオ聖歌を歌うんです。これはカッコ良いっすよ。(略)グレゴリオ風合唱にしばしの厳粛を味わう、そして音楽がシャコンヌ形式で始まる。キリスト受難を表わす13変奏がドラマティックで、この曲がCD化されたら即買いです。
実はそれまで題名を見かけたことしかなく、吹奏楽曲は守備範囲外と一顧だにしなかったのだが、これを拝読して吃驚。
所謂「隠れ切支丹」の「オラショ」については、中学校の修学旅行で佐世保・長崎を訪れ以来興味を持ち、皆川達夫先生の著作や録音、あるいは柴田南雄先生の作品「宇宙について」で親しんできたのである。
これは聴き逃すべからずと思い、管弦楽版がまだ録音されていないのであれば吹奏楽版で…と心に留めていたところ、某オークションに当盤が出品されたので落札したもの。
一般には東京や大阪の団体によるCDが行われているが、これは作曲を委嘱した団体による録音として貴重である。
指揮は初演(1990年2月16日)当時の隊長岩下章二氏ではなく、録音(2002年4月)当時の隊長熊崎博幸3等海佐。
第2楽章「唄」で龍笛(岩亀裕子)が吹く旋律は、柴田作品にも引用される殉教者を悼む歌「だんじくさま」であろう。
なお、当盤には「吹奏楽のための交響曲」とあるが、ここでの表記は作曲者の公式Webpageに従った。
その他、瀬戸口藤吉;行進曲「軍艦」田中穂積;「美しき天然」古関裕而;「長崎の鐘」等を収める。

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ベルク;室内協奏曲

アイザック・スターン(Vn) ピーター・ゼルキン(P) クラウディオ・アバド(指揮) ほか
ベルク;Vn、Pと13管楽器の室内協奏曲 & Vn協(Sony Classical)
ベルクの室内協奏曲は、きっちり聴きこんでおきたいと考えている音楽の一つ。
代表盤の一つである当録音を買いそびれていたので、某オークションへの出品を見かけたのを機に落札したもの。
室内協は1985年10月ロンドンでの録音だが(管楽器はロンドン響の楽員)、Vn協はレナード・バーンスタイン(指揮) ニューヨーク・フィルの付けで、1959年12月に録音されている。

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黛敏郎;文楽

堤剛(Vc)
コダーイ;無伴奏Vcソナタ & 黛敏郎;文楽 ほか(Sony Classical)
コダーイ作品もさることながら、黛作品(これまで林峰男盤(Pavane)で愛聴してきた)を聴いてみたいと思い、某オークションで落札したもの。
武満徹;オリオン(犂)(この曲のみ関晴子(P)が加わる)、石井真木;螺旋IIをカプリングしている。
1985年9月、埼玉県新座市民会館での録音。

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2004年09月21日

スピヴァコフの旧譜

ウラディミール・スピヴァコフ(Vn & 指揮) モスクワ・ヴィルトゥオージ ほか
ハルトマン;葬送協 & シュニトケ;古い様式による組曲 ほか(BMG)
演奏会前に立ち寄った音盤店で中古CDコーナーを漁る。
スピヴァコフは最近CAPRICCIOレーベルから優れた音盤をリリースしているが、これは1989年4月の録音。
標記ハルトマン作品は現代音楽を得手にしているVn奏者によってしばしば録音される作品で、スピヴァコフでも聴いてみたいと思い購入したもの。
その他、ストラヴィンスキー;ニ調の協奏曲ペンデレツキ;カプリッチオプロコフィエフ;ヘブライの主題による序曲をカプリング。
プロコフィエフ作品ではエフゲニー・キーシンが参加しているのも目を惹く。

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デュオ・ハヤシの新譜

オリオン・ピアノ・クインテット
シューマン;P四重奏曲 & フォーレ;P四重奏曲第1番(自主製作)
デュオ・ハヤシ(林俊昭(Vc)、林由香子(P))の音盤はずっと蒐集している。
先だって関西音楽会情報で、標記名義で新譜が出ていることを知った。
いつもならすぐに駆けつけるところだが、扱いの音盤店が今日の演奏会場の近くにあることから、コンサートの前に立ち寄ることにした。
2002年5月、高知県中村市のヨンデンプラザ中村で録音されたもの。明記されてはいないが、四万十川国際音楽祭の一環として演奏されたものであろうか。
Vnはヤン・ヴァン・ワイエンベルク、Vaはファブリツィオ・メルリーニ

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エネスコ;第3Vnソナタの未架蔵盤

アミ・フラマー(Vn) ジャン・クロード・ペネティエ(P)
エネスコ;Vnソナタ第3番 & ヤナーチェク;Vnソナタ ほか(Thesis)
普段立ち寄らない中古音盤店に行くと買いたいものがありすぎて困るのだが、今日も今日とて…(汗)。
ほとんどは見送ったのだが、蒐集している標記エネスコ作品を収めた当盤は、あまり見かけない(というか知らなかった)盤なので、是非と購入することにした。
フラマーは1953年フランス・メッツ生れ、パリ音楽院を卒業後、ギンゴールドシェリングフェラスミルシテイン等の薫陶を受けたとのこと。1984年からは母校で教鞭を執っている、とブックレットに記されている。
その他、ウェーベルン;4つの小品 op.7シェーンベルク;幻想曲を収録。
1988年11月、パリで録音された。

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ドビュッシーQのショスタコーヴィッチ

ドビュッシーQ
ショスタコーヴィッチ;弦楽四重奏曲第4・8・13番(ARION)
今日の演奏者についてあれこれ調べていたとき、工藤さんのショスタコーヴィッチ・ページが検索にかかった。
コメントに曰く、
若干線が細いものの、素直で真摯な音楽作りが立派。知的に考え抜かれた表情には底の浅さが感じられない。技術的にも十分緻密な出来で、いわゆる現代的な演奏の中でも優れた仕上がりの一つと言うことができるだろう。
とのこと。
何曲か録音しているようだが、蒐集している室内交響曲 op.110aの原曲である第8番を含む当盤を是非聴いてみたいと考えた。
海外の通販サイトでも入手可能なのだが、おそらく会場販売があるだろうと待っていたところ、案の定だったので、シメシメと購入。
1998年7月、リヨンで録音されたもので、第2Vn奏者が今夜の人とは異なっている。
このところ工藤さんのページが閲覧できなくなって困っている。
サーバーのトラブルにしては長すぎるのが不審。

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カントロフのシューベルト

ジャン・ジャック・カントロフ(Vn) フィリップ・ミュレ(Vc) ジャック・ルヴィエ(P)
シューベルト;P三重奏曲第1番(仏FORLANE、LP)
カントロフの未架蔵LPがeBayに出品されていたので落札したもの。
1982年2月、パリで録音されたアナログ末期の音源。
以前国内盤CDを入手したが、是非輸入盤LPでも聴きたいと願っていたところ、数か月経たないうちに巡り会うことができた。

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2004年09月19日

コチシュのK.414ほか

ゾルタン・コチシュ(P) ヤーノシュ・ローラ(指揮) リスト室内管
モーツァルト;P協第12・23番(Hungaroton)
福島章恭氏の著書『モーツァルトをCDで究める』(毎日新聞社)に紹介されて以来、気になっていたディスク。曰く、
コチシュの若芽のような新鮮なピアノとロッラ指揮の躍動感溢れるオーケストラが、作品の魅力を余すところなく伝えてくれる。ハンガリーの弦の美しさは格別だ。」(第12番)
平成8(1996)年にブダペシュトを訪れたとき、市内の音盤屋にはこのシリーズが山積みされていたものだが、当時はコチシュにさほどの関心がなく、第27番ほかの1枚しか買い求めてこなかった(ペレーニ師がまったく眼中になかったのは汗顔の至り)。
最近では国内の音盤店等で見ることもなかったのだが、↓のアマディンダのHungaroton盤を捜しているときに思い出し、まとめてjpcにオーダーしたもの。
1983年7月の録音。

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フォーグラーのコルンゴルト、バーバー

ヤン・フォーグラー(Vc) トマス・ザンデルリンク(指揮) ザールブリュッケン放送響
コルンゴルト;Vc協 & バーバー;Vc協 ほか(Berlin Classics)
斉諧生の日課の一つはjpcの新入荷情報をチェックすることだが(普段は十数~数十枚程度だが旧譜がまとまって入ったときなど数百枚になって閉口する)、フォーグラーの新録音がリリースされたとあって、居ても立ってもいられず、オーダーしたもの。
今回は1940年代のアメリカにちなんだ企画とのこと。
最近Vn協が再評価されているコルンゴルトだが、このVc協は映画「愛憎の曲」の劇中音楽として書きおろされた十数分の作品。チェリストと作曲家とピアニストの三角関係の物語だったそうである。
複数ある先行盤は、独奏は良いが管弦楽が地味、管弦楽は派手だが独奏が頼りないなど、いずれも満足いかないものだったので、フォーグラーが決定盤になるのではないかと期待している。
シュレーカーの弟子で、アメリカ亡命後はメトロポリタン歌劇場の副指揮者を務めたユリウス・ビュルガー(英語読みするならジュリアス・バーガーか)のVc協より第2楽章アダージョと、バーバー;弦楽のためのアダージョ(これは管弦楽のみ)をフィルアップ。
2003年11月、ザールラント放送局での録音。

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ペルノー(Vc)の無伴奏

ジェローム・ペルノー(Vc)
バッハ;無伴奏Vc組曲(全曲)(Ligia Digital)
いつも参考にさせていただいているT.S.さんの頁のコメントを拝読して是非聴きたくなった盤。
ライヴらしい勢いの感じられる,躍動感に溢れる演奏です。緩急強弱が自在で表現のレンジが広いのですが,それでいて癖がなく素直に感じられるところが好印象です。(略)弓が弦に吸い付くようであり,一つ一つの音がまるで生き物のように息づいています。
店頭で見かけた記憶もあるのだが、いざ捜し始めると見あたらず、地元フランスの通販サイトでも切らしていたりして、なかなか入手できなかったのだが、今回jpcで目出度く入荷したもの。
ペルノーはパリ音楽院出身、フィリップ・ミュレ等に学び、バロックから同時代音楽まで幅広く取り組んでいるとのこと。近年ではオリヴィエ・ボーモン(Cem)との二重奏や、ヘルムート・ラッヘンマンとの共同作業を行っているらしい。
使用楽器は1690年ミラノ製の"カルロ・ジュゼッペ・テストーレ"、1998年12月にベラルーシ・ミンスクの教会でライヴ録音したものとのこと。

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アマディンダの「結婚」(異版あり)

ペーター・エトヴェシュ(指揮) アマディンダ・パーカッション・グループ ほか
ストラヴィンスキー;バレエ音楽「結婚」(1917年版 & 1923年版)(Hungaroton)
アマディンダの公式Webpageのディスコグラフィで未架蔵盤が多数見つかり、あちこちの通販サイトを捜してみたところ、jpcが最も充実していたので、まとめてオーダーしたもの。
「結婚」といえばピアノ4台と打楽器、4人の独唱者と合唱という特異な楽器編成で知られているが、それは1923年、バレエ・リュス@ディアギレフが初演したときの完成型(指揮者はアンセルメ)。
ストラヴィンスキーがロシアの農民の結婚式をテーマに着想したのが1912年、ディアギレフの前で試演したのが1915年(この稀代のインプレサリオは涙を流し「最も美しく、最も純粋にロシア的なバレエだ」と述懐したという)。
ところが作曲家は楽器編成に悩み続け、ツィンバロンを是非入れたいと考えて、1917年にこの楽器と室内管による版を書き上げた。
その後「2台のツィンバロンとピアノラ、ハルモニウム、打楽器」に書き直したものの特殊すぎて上演に適さないことがわかり、悩んだあげく初演の編成に落ち着いたらしい。
1917年版はサヴァリア響(公式Webpage)、1923年版はアマディンダと2人の打楽器奏者、4人のピアニスト(ゾルタン・コチシュイムレ・ローマンを含む)による。
4人の独唱者とスロヴァキア・フィル合唱団は両版に共通。
録音データ未詳だがマルPは1988年。
1923年版の録音に当たっては作曲者自演盤(1934年録音)を参照して出版譜を訂正したという。
なお、アリオン音楽財団のWebpageを参考にさせていただいた。

投稿者 seikaisei : 23:04 | コメント (0) | トラックバック

アマディンダ大量捕獲(その2)

アマディンダ・パーカッション・グループ
「アマディンダ」(Hungaroton)
1984年に結成されたアマディンダのデビュー盤らしい(録音は1986年)。
ハンガリーの同時代作品に加え、ケージ;セカンド・コンストラクション(1940年)、ライヒ;ピアノ・フェーズ(1967年)、アフリカの伝統音楽やラグライム音楽を演奏している。

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アマディンダ大量捕獲(その3)

アマディンダ・パーカッション・グループ
「レガシーズ」(Hungaroton)
上記デビュー盤から12年後、1998年6~7月に録音された結成15周年記念盤。
ポリネシア(トンガ、タヒチ)やアフリカ(ジンバブエ、マラウイ)の伝統音楽と、自作("beFORe JOHN"と題されたシリーズ)を演奏している。
前者では掛け声(というか奇声)も聴かれるが、ハンガリー人がスタジオで叫んでいるかと思うと、何とも可笑しい。

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2004年09月18日

グローウェルズの「魔笛」

マルク・グローウェルズ(Fl) ジョルジュ・デュモルティエ(指揮) ワロン室内管
モーツァルト(フォブス編);「魔笛」による幻想曲(カメラータ・トウキョウ)
グローウェルズはベルギーのFl奏者、日本ではあまり知られていないようだが、ピアソラ「タンゴの歴史」を委嘱したのはこの人である。
上記公式Webpageに膨大なディスコグラフィがあるが、国内盤が出たものはあまり多くない。ぜひ日本の会社からCDを出したいと、来日時に出会ったカメラータの井阪氏に直談判して録音を実現させたのが当盤(ライナーノートによる)。
収録曲は、いずれもオペラに関係する作品で、標記モーツァルトのほか
グレトリー;Fl協ショパン;ロッシーニの「シンデレラ」による変奏曲ビゼー(ボルン編);カルメン幻想曲ロッシーニ;Flソナタ(弦楽ソナタ第4番より)グルック;「精霊の踊り」
「魔笛」のアレンジものは種々蒐集しているので、その一環として某オークションで落札したもの。
1990年6月、ブリュッセルでの録音。
グローウェルズの公式Webpageを見ていたら、最新盤はフランクとルクーのソナタ
フランクのFl編曲は珍しくないが(あまり好きではないので多くは架蔵していない)、ルクーはおそらく世界初録音だろう。
これは入手せざるべからず、さっそく手配してみた。

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古澤巌とアサド兄弟

古澤巌(Vn) セルジオ & オダイール・アサド(G)
「夏のアサド」(AM)
先日ふらふらWebを見ているときに古澤巌のファン・サイトを覗いてみると、一般販売していない音盤の情報を見つけた。
古澤氏のヴァイオリンは聴き逃せないので直ちにオーダー(郵便振替で代金送料を送金)、折り返し送付されてきたもの。
2004年7月にアサド兄弟と共演した際のプログラムから4曲を録音した、ミニアルバム(約15分半)ということである(ただしライヴ盤ではなく、ベルギーでのスタジオ収録)。
いずれも南米系の作品で、ビジョルド;エル・チョクロガルデル;想いの届く日ピシンギーニャ;アヒルの歌クラリス・アサド;感電!(クラリスはセルジオの愛嬢とのこと)。

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モーリス・アッソンのフォーレ・ドビュッシー

モーリス・アッソン(Vn) マイケル・イサドール(P)
フォーレ;Vnソナタ第1番 & ドビュッシー;Vnソナタ(英CFP、LP)
アッソンはフランス生れ、パリ音楽院卒業後にシェリングと出会って師事するようになった。
師に心酔して自らも南米ベネズエラに渡り(シェリングは中米メキシコだったが)、現地の音楽教育に献身する。
この人がロッホラン(指揮) ハレ管と録音したブラームス;Vn協が師譲りの硬派な音楽で素晴らしく、爾来、蒐集に努めている(ブラームスは最近CD化された)。
未架蔵のLPがeBayに出品されていたので落札したもの。
1973年5月の録音、プロデューサーはジョン・ボイデン。

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2004年09月16日

ヴェーグQのバルトーク旧録音

ヴェーグQ
バルトーク;弦楽四重奏曲第1・2番(EMI)
ヴェーグQのバルトークにはステレオ録音もあるが、これはモノラル録音(1954年)。数年前にタワーレコードの企画でCD覆刻された全集の1枚である。
第3~6番を前にEasySeekで安く買っており、残る2曲もいずれ…と思っていたところ、ようやく某オークションへの出品を見つけ、落札したもの。

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2004年09月15日

チョン・キョンファのドヴォルザーク

チョン・キョンファ(Vn) リッカルド・ムーティ(指揮) フィラデルフィア管
ドヴォルザーク;Vn協・ロマンス(EMI)
確か初発時に宇野功芳師が扱き下ろしたか何かで買いそびれたチョン・キョンファのドヴォルザークが、某オークションに格安で出品されており落札。
サワリだけ聴いてみたが、なるほど絶不調という感じ(苦笑)。
1988年10月、フィラデルフィア録音。

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2004年09月14日

コチシュ、ラーンキ、アマディンダ

ゾルタン・コチシュ(P) デジュー・ラーンキ(P) ほか
バルトーク;2台Pと打楽器のソナタ ほか(Hungaroton)
先だって、コチシュ・ラーンキ・シフの「ハンガリー三羽烏」(当時そういう呼び方をしていた)によるモーツァルト;P協集を入手した。
これはそのうち2人によるバルトーク作品集だが、実際の狙いは打楽器奏者にゾルタン・ラチ(@アマディンダ)が加わっているところにある(もう一人はグスタフ・チェルという、アマディンダのメンバーではない奏者)。
この人が叩いたバルトークならば、是非聴いてみたいと思い、某オークションで落札したもの。
コチシュ編による2つの映像前奏曲とスケルツォの2台ピアノ版をカプリングしている。
1981年9月11日、リスト音楽院でのライヴ録音。
なお、アマディンダが打楽器を担当した標記バルトーク作品の録音には、もう1点、シフブルーノ・カニーノと共演したDECCA盤があるらしい(アマディンダ公式Webpageのディスコグラフィによる)。こちらも是非聴きたいものだ。

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2004年09月13日

桐山建志氏の新譜

武久源造(Fp) コンヴェルスム・ムジクム
シューベルト;P五重奏曲「鱒」 ほか(ALM)
そろそろ新譜が出ていやしないかと思い立って、桐山建志氏のWebpageを訪れてみると、案の定、当盤が掲載されており、通販を申し込んだもの。
フォルテピアノは武久氏、彼の音盤も聴き逃せないと思っているので、ちょうどよかった。
武久氏自撰のライナーノートによれば、シューベルトの創造画期の一つ1820年に注目してみるという企画で、標記5重奏曲に加え、弦楽四重奏曲第12番(第2楽章の断片含む)、歌曲「鱒」・「トゥーレの王」・「水の上で歌う」をカプリングしている。
歌曲の後2者は武久氏による弦楽器の伴奏が加えられている。
2002年6月、身延町総合文化会館での録音。

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漆原啓子さんの北欧小品

漆原啓子(Vn) 岩崎淑(P)
「マイ・フェヴァリット・メロディー」(fontec)
漆原さんがヴィニャフスキ国際コンクールで優勝したのは1981年、前年のエリーザベト王妃国際コンクールでの堀米ゆず子さんと併せ、ちょうど斉諧生がヴァイオリン音楽を中心としてクラシック音楽を聴きこみ始めた頃だったので、鮮烈な印象を持っている。
当盤は1990年5~6月の録音、数多ある小品集の一つという認識しかなく、ずっと買いそびれていたのだが、先だって某オークションに出品されているのをつらつら見ると、シンディング;組曲op.10よりアダージョシベリウス;ロンディーノ op.81-2同;ワルツ op.81-3と、北欧系の楽曲が含まれていることに気がついた。
特にシンディング作品は愛惜佳曲書に掲げており、部分的な録音とはいえ聴き逃したくないと思い、落札したもの。
その他にはラフマニノフ;ヴォカリーズバルトーク;ルーマニア民俗舞曲エルガー;愛の挨拶クライスラーの有名小品などを含み、全13曲が演奏されている。

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