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2004年09月28日

ハイドシェックの「皇帝」

エリック・ハイドシェック(P) ジャン・ジャック・ウェルナー(指揮) レオン・バージン管
ベートーヴェン;P協第5番「皇帝」・Pソナタ第5番(INTEGRAL CLASSIC)
9月15日の項に書いたハイドシェックの新譜。
日本では人気のあるピアニストなので、いずれ輸入されるかもしれないが、それまでとても待ちきれず、alapage.comにオーダーしたもの。
オーケストラはパリ郊外、ヴァル・ド・マルヌ県のFresnesに本拠を置く団体で、1981年にウェルナー(写真で見る限りかなりの年配)が「ヴァル・ド・マルヌ青少年フィル」として創設し、1994年に現在の名前に改めた。
レオン・バージンはステレオ初期にEMIに録音を残している指揮者で、当盤の記載によればトスカニーニの弟子で小澤征爾やズビン・メータを教えたとのこと。
2004年2月8日にFresnes国立音楽学校(Ecole Nationale de Musique de Fresnes)でライヴ録音された。
最初の名称、あるいは録音場所から想像を逞しくすれば、オーケストラはもしかしたら学生オーケストラか、それに近い性格のものなのかもしれない。かなり怪しげな響きが聴こえている。
やはり代理店がついて輸入されるようで、HMVはじめ各社のリリース情報に掲載されている。

投稿者 seikaisei : 2004年09月28日 22:18

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