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2006年01月03日

新年おめでとうございます

謹んで新年のお慶びを申し上げます。
 
例によって大晦日から2日までは正月支度からの逃避行。今年は長野県内の某温泉に滞在しておりました。
客室やコモン・スペースにテレビを置かないという、ちょっと変わったコンセプトの宿で、おかげで紅白歌合戦などに悩まされず(笑)、家人ともども近くの山上の神社に連れて行ってもらって、午前零時を挟んで参詣するという「ゆく年くる年」を過ごしました。
TVがない代わりに各客室にCDプレーヤーが用意されており(残念ながらB & Oではありませんでしたが)、持ち込んだヨーラン・セルシル(イェラン・セルシェル)「イレヴン・ストリング・バロック」(DGG)やアンシ・カルットゥネン(Vc) トゥイヤ・ハッキラ(P)によるフォーレ;Vcソナタ第1番 ほか(SAPHIR)、宿のライブラリから借りてきたキース・ジャレットケルン・コンサートなどを愉しんでおりました。
元旦の夕食場所の隣が、唯一のTVがあるカフェで、ウィーン・フィルのニューイヤー・コンサート中継を視ることができたのは幸いなことだったと思います。
 
ただ残念ながら「年末ジャンボ宝くじを当てて『ステーンハンマル・フェスティヴァル』(全3日間)を開催する」夢は叶いませんでした(苦笑)。
 
さて、
昨年は4月の異動以降、とにかく時間と仕事と更新に追われる生活になってしまいました。
今年は、もう少しゆったりと楽しめる年にしたい、細く長く音楽の感動や情報を伝えていきたいと考えております。
主観的にはまだまだ未熟な若僧なのですが、暦の上では間もなく不惑と知命の中間点を過ぎることになります。
そろそろ自分の人生の「稔り」というものを明確にイメージしてゆかねば…と、暮れからひきこんだ鼻風邪でボウっとした頭で考えている次第です。
 
2006年が、皆様に素晴らしい音楽との出会いが続く年でありますように!
引き続き本年も「斉諧生音盤志」に御愛顧、御指導、御鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。
 
丙戌元旦    斉諧生 識

(画像は山本紅雲筆、「戌」)

投稿者 seikaisei : 2006年01月03日 12:54

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