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2005年08月31日

I.フィッシャーのマーラー第6

イヴァン・フィッシャー(指揮) ブダペシュト祝祭管
マーラー;交響曲第6番(CHANNEL CLASSICS)
退勤時に書店に立ち寄るはずが、ついつい隣の音盤屋に吸い込まれる(苦笑)。案の定、何枚かをレジに持参することに。
今年2月に録音情報を掲載した、フィッシャーのマーラーが遂に店頭に並んだからには買わざるべからず。
フィッシャーはハンガリー・マーラー協会の創設者で、毎年9月にはブダペシュト・マーラー音楽祭を開催しているという。
ブダペシュト祝祭管とは10年以上にわたってマーラーの演奏を続け、ようやく録音する段階に到達したと判断したという。
この曲で問題になるアンダンテ楽章とスケルツォ楽章の順番については、両方のやり方で何度も実演を繰り返し、アンダンテを第2楽章とする方が全曲のバランスの点で優れていると判断したと、指揮者がブックレットに寄せた文章の中で説明している。
また、同じ文章で、フィナーレでのハンマー打撃についても、2回とした方が(最後の打撃は削った方が)、終曲での絶望の噴出に釣り合うと述べている。
新築なったブダペシュト芸術センター(The Palace of Arts, Budapest)で2005年2月に収録された。この会場での初録音とのこと。
なお、SACDハイブリッド盤も出るようだが、これは通常のCD盤。

投稿者 seikaisei : 2005年08月31日 23:06

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