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2005年02月13日

ハンブルク・ムジークハレの名称変更

休日の徒然にWebサーフしていると、「ハンブルク日記+ドイツ音楽紀行」というblogに行き当たった。
「ハンブルクで思うこと & オペラ座めぐりの旅日記」という副題通りの興味深い内容が多く、あれこれ読ませていただいていると、ハンブルク「ムジークハレ」から「ライスハレ」にという記事があって吃驚。
ハンス・シュミット・イッセルシュテットらが多くの名演奏の歴史を刻んだ「ハンブルク・ムジークハレ」が、2005年から「ライスハレ」に名称を変更したという。
といってもアメリカ合衆国の新国務長官(Dr. Condoleezza Rice)を記念した命名というわけではない。
1908年の創建に当たり建設基金を寄付した資産家、カール・ハインリヒ・ライス(Carl Heinrich Laeisz)夫妻の姓にちなむのだそうである。
しかも、「ムジークハレ」の名称は1930年代以降のもので、完成当初はやはり「ライスハレ」と呼ばれていたのだという。
命名の変遷の理由については、上記blog記事に詳しい。
 
ホールの公式Webpageのドメインも"www.laeiszhalle.de/"に変更されている。
それに合わせてシュミット・イッセルシュテット小伝中のリンクも変更。

投稿者 seikaisei : 2005年02月13日 13:21

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