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2005年01月31日

フェドセーエフの「女狐」

ヴラディーミル・フェドセーエフ(指揮) ウィーン響 ほか
ヤナーチェク;利口な女狐の物語(VMS)
フェドセーエフの新譜だが、斉諧生はオペラをあまり聴かないので敬遠していたところ、『レコード芸術』2月号の「海外盤試聴記」で宮崎滋氏が高い評価を与えておられた。
フェドセーエフの精緻な手綱捌きによって終始鮮やかに描出されたこの自然の循環と輪廻の含みある物語、ここに表明された奥深く暗示的な内実を我々聴き手に再度実感させるアルバムとなっている。
馴染みの薄い作品だが(マッケラス盤(DECCA)を持っている程度)、これは聴かざるべからずと思っていたところ、今日立ち寄った音盤屋の新譜棚に並んでおり、レジへ持っていった。
2003年7月、ブレゲンツ音楽祭でオーストリア放送がライヴ収録したもの。

投稿者 seikaisei : 2005年01月31日 22:27

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