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2005年11月13日

ストックホルム・フィルの島津製作所自主盤

アラン・ギルバート(指揮) ストックホルム・フィル
チャイコフスキー;交響曲第5番 ほか(島津製作所)
昨年のストックホルム・フィル来日公演は、田中耕一氏のノーベル賞受賞と絡めて(授賞式の奏楽を担当したオーケストラという縁で)島津製作所が創立130周年記念に協賛していた。
いつも愛読させていただいているえすどぅあさんによれば、2004年9月24日のサントリー・ホール公演には、田中氏もホスト役の一人として出席しておられたとのこと。
当CDは、この協賛事業の記録として製作されたもので、実際にはオクタヴィアが担当している。
収録曲は標記チャイコフスキーのほか、マルティンソン;「A.S.の追憶」とアンコールのベールヴァルド;歌劇「エストレッラ・デ・ソリア」序曲を収録している。斉諧生的には、むしろこの2曲が目的だ。
困ったことに録音データが明記されていないが、曲目等からは上記9月24日のサントリー・ホール公演だと推測される。
(9月23日の横浜と29日の富山はメインがブラームス、9月26日のサントリーと30日の札幌はメインがブルックナー、9月28日の伊那と10月1日の京都はマルティンソンが外れている。9月25日の豊田公演が同一曲目だが、オクタヴィアが愛知まで出張したとするより録り慣れたサントリー・ホールで収録したとする方が自然)。
それにしても、この日のアンコール曲がステーンハンマル;カンタータ「歌」より間奏曲でなかったのが惜しまれる(26日のサントリーなどでは演奏)。
某オークションで落札したもの。

投稿者 seikaisei : 2005年11月13日 20:37

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