« コチシュほかによるP管五重奏 | メイン | 宇野功芳「幻のコンサートみたび」 »

2005年11月11日

アンゲルブレシュトとクレスパンのモーツァルト

レジーヌ・クレスパン(Sop) デジレ・エミール・アンゲルブレシュト(指揮) ほか
「舞台生活30年」(仏discoreale、LP)
eBayにアンゲルブレシュトの未架蔵音源を含むLPが出品された。
これは聴き逃せないと入札、ドキドキしていたがあっさり競争相手無く落札できた(なぜだろう?)。
表題 "30 ans sur scène" のとおり、クレスパンの歌唱歴を回顧するようなLP3枚組で、音源はINAが提供しているようだ。
ブックレットは8頁、ほとんどは彼女の舞台姿の写真で構成されており、残念なことに音源のデータは明記されていない。
アンゲルブレシュトの指揮ではモーツァルト;「コジ・ファン・トゥッテ」から四重唱・五重唱・フィオルディリージのアリア同;「フィガロの結婚」から侯爵夫人のアリアが、LP片面弱に収められている。
音質は非常に優れており、歌手の声が実に生々しく捉えられている。ただ、管弦楽はかなり後ろに追いやられた感じ。咳や拍手も入っているので、ライヴ録音であろう。
その他では、クレンペラー(指揮)でベートーヴェン;「フィデリオ」クナッパーツブッシュ(指揮)でワーグナー;「パルジファル」マゼール(指揮)でR・シュトラウス;「薔薇の騎士」フルネ(指揮)でマスネ;「ウェルテル」などの、それぞれ一部が収録されている。
上記のように録音データは不明だが、セットとしての製作は1980年。

投稿者 seikaisei : 2005年11月11日 20:33

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://202.212.99.225/cgi-bin/mt/mt-tb.cgi/1035

コメント

コメントしてください




保存しますか?

(書式を変更するような一部のHTMLタグを使うことができます)