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2005年10月29日

ジュライチスの「軍隊ポロネーズ」

アルギス・ジュライチス(指揮) ボリショイ劇場管
グラズノフ & ケラー;「ショピニアーナ」(米Angel、LP)
ピアノを弾く家人からは気持ち悪がられているのだが(苦笑)、「軍隊ポロネーズ」はグラズノフの管弦楽編曲が「刷り込み」。
昨年、スヴェトラーノフの決定盤を得たが、未架蔵盤を見かけるとやはり入手せねばという気になってしまう。
バレエ音楽専家のジュライチスの指揮ゆえ、また一味違った音楽が聴けるのではないかと期待している。
eBayで落札したもの。蘇MELODYA盤だろうと思っていたら、米Angelのプレスだった。
グラズノフ編の「軍隊ポロネーズ」、夜想曲op32-2、マズルカ嬰ハ短調op50-3、ワルツ嬰ハ短調op.64-2、タランテラop.43と、
モーリス・ケラーなる作曲家がフォーキン(振付)から編曲を委嘱されたワルツ変ト長調op.70-1、前奏曲イ長調op.28-7、マズルカ ハ長調op.33-3、華麗なる大円舞曲 変ホ長調op.18、マズルカ ニ長調op.33-2
を収録している。ケラー編というのは初めて聴くように思う。
なお、嬰ハ短調ワルツでは独奏Vcとして "Fyodor Lazunov" という名前がクレジットされているが、 "Luzanov" を誤植したものではないか。そうであれば、名人上手として知られたソ連国立響の首席Vc奏者ルザーノフということになるのだが。

投稿者 seikaisei : 2005年10月29日 22:50

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