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2005年10月10日

音楽茶房「風韻」訪問

家人ともども、音楽茶房「風韻」へお伺いする。
マスターが所謂「脱サラ」(もう死語かな)をして始められたお店で、
大人のくつろぎ・癒し空間の提供を目指した
との言葉どおりで、上品で落ち着いたインテリア、素晴らしいオーディオで聴く音楽、凝った食器で頂戴する美味しいコーヒーや飲み物、マスターの暖かいもてなしなど、とてもすてきな時間を過ごさせていただき、あっという間に2時間ほどが過ぎてしまった。
 
室内の様子は、とりあえず、「風韻」が紹介されているWebpageでごらんいただきたい。
実際は更に素晴らしく、マスター御夫妻の美意識で統一を与えられた、瀟洒で落ち着いた美しさが光っていた。
 
斉諧生にとって垂涎のオーディオは、およそ次のような構成。
CDプレーヤー:スチューダーD730
LPプレーヤー:ガラード301(アーム:FR64S、カートリッジ:オルトフォンMC30)
プリアンプ:KRELL KBL(自作の真空管製も併用)
メインアンプ:EL84pp(新忠篤氏の雑誌記事による)
スピーカー:ALTEC 601A(30cmフルレンジ)+パイオニアのリボンツィータ
(ALTEC 601Aはユートピア製「シンフォニーマスター」に格納。上記リンク先の画像で見ることができるが、キャビネットの高級家具のような輝きやグリルの細工の美しさは残念ながら伝わってこない)
 
けっして最高峰の機器というわけではないけれども、かなり手を掛けてこられたシステムらしく、出てくる音は、ただただ素晴らしいのひとこと。
マスターはジャズがお好きということで持参した「アート・ペッパー・ミーツ・リズムセクション」(1950年代、ステレオ初期の名演名録音)からは、身をよじるようなサキソフォンの音色や、ドラム奏者の気持ちの昂ぶりが伝わってくるような迫真のパーカッションなど、言語に絶する音が再生された。
クラシックでも、S.クイケンによるバロック・ヴァイオリンの音色の木質感などが手に取るように、実に美しく再現されており、次に来るときには、バッハの無伴奏Vn・Vc両曲集は必携と感じ入った。
マスター御推薦の「オルケストル・ド・コントラバス」の超リアルな低音・胴を叩く音には、本当にこれがスピーカーから出ている音なのか、疑いたくなった。
片チャンネル重さ100kgともいう、スピーカーが威力を発揮しているのだと思う(もちろん入口~アンプも凄いのだが)。
自作真空管アンプを持ち寄ってもらって、聴き比べたり、オーディオや真空管の話に花を咲かせたりするような集まりも、このスペースでできればいいなと思っているんです。」と、マスターがおっしゃっていた。
そう、どなたか企画されませんか?
 
上記の機器以外に、EMTのプレーヤーRCAの励磁型スピーカーも待機中とのこと。う~ん、羨ましい…(絶句)
その他にも、マスター御自慢のコーヒーは、ここ数年、どこの喫茶店でも味わったことのない香り高いもの、お嬢さんが練習しておられるというピアノも円やかな音色の美しい楽器。
 
個人での利用のほか、貸切も実施されており、このスペースの特長を生かせる企画があれば、ぜひ申し込んでいただきたいというお話であった。
「隠れ家」的な場所にしたいというコンセプトで、神戸市垂水区の山手の住宅街の一角にさりげなく建っている(看板を出しておられない)。また最初の利用には紹介者が必要なので、とりあえずは斉諧生までお問い合わせを。
知人がやっているからといって大袈裟なことは申しておりません。実地にお訪ねいただければ納得していただけると確信しております。<(_ _)>

投稿者 seikaisei : 2005年10月10日 19:46

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