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2005年05月31日

アルヴェーンとODの「スヴァーリエ」

ヒゥーゴ・アルヴェーン(指揮) オルフェイ・ドレンガル ほか
"OD Antiqua"(CAPRICE)
CAPRICEレーベルの "Collector's Classics" シリーズは、その内容といい、充実したブックレットといい、まことに素晴らしいディスクの数々。
今回、名門男声合唱団オルフェイ・ドレンガル(今秋来日予定、東京大阪)のSP録音・放送録音の集成(CD4枚組)が発売された。
中にステーンハンマル;スヴァーリエが含まれているからには買わざるべからず、ノルディックサウンド広島さんにオーダーしたもの。
しかも、上記ステーンハンマルを含む大半の音源は、作曲家として著名なアルヴェーンの指揮というので興味津々。
最も古いものは1907年、年代の下るものは1957年の録音である。「スヴァーリエ」は1939年11月28日の演奏会のライヴ音源だった。
聴いてみたところ、かなり遅いテンポによる、非常にロマンティックな表現だったので少々吃驚。もっともアルヴェーンは1872年生まれだから、例えばメンゲルベルクと1歳違い、世代的には当然のアプローチかもしれない。

投稿者 seikaisei : 2005年05月31日 19:04

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