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2005年04月02日

シュタインのブルックナー第4

ホルスト・シュタイン(指揮) バンベルク響
ブルックナー;交響曲第4番(EURODISC)
N響のOb奏者茂木大輔氏の著書『オーケストラは素敵だ』(音楽之友社)の一節「レコーディング、こんな『NG』に誰がした」で、バンベルク響の客演奏者として、シュタインとブルックナー;交響曲第4番を録音したときの挿話が大きく取り上げられている。
Obに危険箇所があるフィナーレのコーダを、他のパートのNGも含め、8回(!)録り直したときの恐怖が語られ、当日の作業時間が残り2分というところでOKが出て、目出度く楽員は夏休みに入り、茂木氏は在欧生活に終止符を打つ、というお話。
ぜひこの演奏を聴かねば…と思っていたところ、ようやく某オークションで入手できた。
国内盤では最近も出ているのだが、独EURODISC盤を捜していたため時間がかかったのである(茂木著の出版が1993年9月、12年間を要したことになる)。
ところがひとつ問題が発生した。
茂木氏は録音予定日を「7月9日から明日の13日まで」と明記しており、著者略歴には「1990年に帰国」と書かれているので、上記挿話は1990年7月12日のことになるが、ジャケットには「1987年10月」と記されているのである。
CDのデータが間違っているのか、茂木氏が参加したのは別な録音なのか、真相は如何?

投稿者 seikaisei : 2005年04月02日 18:00

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コメント

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投稿者 Samuel Jones : 2005年12月13日 00:13

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