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2005年01月16日

カザルスとカサドのVnソナタ

アグスティン・レオン・アラ(Vn) アルベルト・アッテネッレ(P)
カザルス;Vnソナタ(未完) & カサド;Vnソナタ ほか(COLUMNA MUSICA)
録音されたカザルスの作曲といえば、畢生の大作オラトリオ「エル・ペセーブレ」のほか少年合唱のための宗教曲がいくつか、という程度だった。
今回、世界初録音となるVnソナタがスペインのレーベルから発売されたというので、アリアCDさんにオーダーしていたもの。
この曲は、1945年に着手され、その後数年間かけて第3楽章までが完成したが、遂に終楽章は書かれなかったという。
また、カザルスの弟子に当たるカサドのソナタ(ガスパール・カサドによれば1926年作曲)も、世界初録音とのこと。
トルドラ;6つのソネット(1922年作曲)をカプリング。
レオン・アラはロドリーゴの女婿としても知られるスペインの名Vn奏者。先年、自身が率いるロドリーゴ室内管弦楽団とともに来日したことは記憶に新しい。
2002年12月の録音。

投稿者 seikaisei : 2005年01月16日 13:41

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