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2004年10月18日

「神風協奏曲」の初録音

野平一郎(P) 本名徹次(指揮) オーケストラ・ニッポニカ
大澤壽人;P協第3番「神風」 ほか(MITTENWALD)
今年6月にNAXOSからサランツェヴァ(P) ヤブロンスキー(指揮)が発売された「神風協奏曲」の、初演以来65年ぶりに蘇演された際のライヴ録音(2003年2月2日、紀尾井ホール)。
NAXOS盤の記事でうっかり「世界初録音」と書いてしまったことから(正確にはカプリングの交響曲第3番が世界初)、Web上の知人からMITTENWALD盤の存在を御指摘いただいた。
この「亜欧連絡記録大飛行」の通信機「神風」号に捧げられた作品の録音は聴き逃すべからず、ぜひ入手せねば…と思っていたところ、某オークションに出品されたので落札したもの。ピアノが野平氏というのも心強い。
日本人作品を中心に埋もれた名作を発見 & 演奏するために結成されたオーケストラの設立演奏会のライヴ録音で、大澤作品以外には、
橋本國彦;感傷的諧謔(1928年)
宮原禎次;交響曲第4番(1942年)
を収録している。

投稿者 seikaisei : 2004年10月18日 18:21

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